瀧が静岡の高校に通っていた頃、文化祭の打ち上げで飲酒をして、それが学校に発覚したことがあった。
クラスのみんなが参加していたのに、先生によって、瀧だけが呼び出され首謀者に仕立て上げられる。
瀧がその事実をクラスメートに伝えると、皆は「それは違う! お前が悪いんじゃないよ」とか、「先生に何か言われたら、庇ってやるよ!」などと温かい言葉をかけてくれて、瀧は「あー、友達っていいなぁ」と思った。
いざホームルームになって、先生は、
「今から瀧くんがみんなにお詫びすることがあるそうです」と謝罪を強制。
みんなが助け舟を出してくれると思っていた瀧だったが、クラスメートは無言のまま!!
あの時は、クラスのみんなを憎んで、翌年の文化祭のフォークダンスをぶち壊しにしたりしたけど、後に『電気グルーヴ』を組むことになる石野卓球など、クラスの外にも友達がいて、自分の世界があったから救われた。
まあ、現在の39歳(瀧と伊集院も1967年生まれの同じ年)にもなれば、あの頃、最低であることこそがいい想い出──などと振り返った話の流れから、突然、伊集院と瀧が爆笑しながら……。
瀧 今さ、巷で昨今のいじめ問題とかあるじゃないですか? いじめるヤツ、いじめられるヤツ、あのね、そいつらに言いたい。お前ら将来伸びるから、今、死んじゃダメ!(爆笑)
伊集院 (笑いながら)ホントに青臭いことじゃなくて、その一瞬、お前ら敵に囲まれたと思うけどその外側にもっと凄い色んなことあるから!(爆笑)
瀧 今、受けたそのひどい体験は、今のお前にとっては受け入れがたいかもしれないが、お前その経験をしとくと、将来伸びるから!!(爆笑)
伊集院 ブハハハハッ!!
瀧 今死ぬな!! 伸びるから!! って感じ(爆笑)。
伊集院 お前ら、びっくりするだろうけど、今、お前の周りにいる30人全員敵だろ? だけど、その周りに300人いて、その周りの3000人が全員敵になる瞬間があって、30000人が急に味方するときがあるから。その一層(30人)だけで判断するなよ……。
瀧 (笑いながら)判断するなってことを言いたいオレは! フハハハハッ!!